トークンエコノミーシステム

トークンエコノミーシステム

トークンとは般性強化子あるいは代理貨幣ともいわれます。トークンを集めることにより、価値のある強化子=バックアップ強化子と交換できるシステムをトークンエコノミーシステムトークンとは般性強化子あるいは代理貨幣ともいわれる。トークンを集めることにより、価値のある強化子=バックアップ強化子と交換できるシステムをトークンエコノミーシステムという。
といいます。トークンには、シールやスタンプ、ポーカーチップやクリップなど、手軽に使えて、その物にそれほど価値の高いものを使わないほうが効果的です。バックアップ強化子には、対象とする人の興味や関心を取り入れた、何か特別のものや活動を用意するとよいでしょう。

動画1の説明

30分の個別指導において、5つの課題を行っています。1つの課題が終わるごとにシール(トークン)を子どもに渡します。この時間にシールが5個集まったらあらかじめ決めておいた子どもの好きな活動を行います(バックアップ強化子)。子どもの好きな活動をいくつかあげておいて(強化子リスト)、その日に何をするのか子ども自身で選択すると効果的です。動画では工作を選んでいます

動画2の説明

子どもが行動問題を示すことによって、あらかじめ貼ってある星が一つとられます。この手続きはレスポンスコスト個人や集団がある特定の行動に随伴して正の強化子を失う罰の技法。罰金制度とも呼ばれる。と言います。レスポンスコストは、いわゆる罰金制度です。ある特定の行動に随伴して正の強化子を失う罰の技法です。活動ごとにあらかじめ3つの星が貼られています。ここでは、活動が終わった後、星が一つでも残っていたら青いシール(トークン)を貼ります。7つの活動すべてが終わったときに、青いシールが7枚集まったら、子どもの好きな活動(バックアップ強化子)を行います。バックアップ強化子と交換するトークンの数は、最初は低く設定して、子どもの様子を見ながら徐々に基準を挙げていくことが効果的です。

みゆき&しんちゃん